Androidでスクショの仕方がわからずに困った経験はありませんか。
ちょっとした画面を残したいのに、ボタンを押しても撮れなかったり、どこに保存されたのかわからなくなることってありますよね。
この記事では、Androidでのスクショの撮り方を、基本から機種別、そして撮れない時の対処法までわかりやすくまとめました。
さらに、撮影をもっと便利にする設定も紹介しています。
この記事を読めば、自分のスマホでスムーズにスクショが撮れるようになり、日常の記録や仕事のメモも簡単に残せるようになりますよ。
ぜひ最後まで読んで、あなたのスマホ操作をもっと快適にしていってくださいね。
Androidでのスクショの仕方

Androidでのスクショの仕方について解説します。
それでは、順番に詳しく見ていきましょう。
ボタンを使って撮る基本のスクショ手順
Androidのスクショを撮る最も基本的な方法は、端末の電源ボタンと音量を下げるボタンを同時に押すことです。
この操作はほとんどのAndroidスマートフォン共通の方法で、2つのボタンを「カチッ」と同時に1秒ほど押すと、画面が一瞬フラッシュし、シャッター音が鳴ります。
スクショが成功すると、画面の端にプレビューが表示され、そのまま編集や共有が可能です。
また、一部の機種では電源ボタン長押しメニューの中に『スクリーンショット』ボタンが表示されることもあります。
その場合は、ボタン操作に慣れていない方でも、長押しメニューから簡単にスクショを撮ることができます。
電源ボタンが壊れている時の撮り方
電源ボタンが反応しない、または壊れてしまっている場合でも、Androidにはスクショを撮る代替手段があります。
まずは、「設定」アプリを開き、「ユーザー補助」→「メニュー」→「ユーザー補助メニューのショートカット」を有効にしてください。
画面の下部に人のアイコンのようなメニューが表示されるので、そこをタップし、「スクリーンショット」を選択すると撮影できます。
この方法なら、物理ボタンを一切使わずにスクショが撮れるので、とても便利です。
また、Galaxyなど一部の端末では「手のひらスワイプ」でも撮影が可能です。
アシスタント機能で撮る方法
AndroidのGoogleアシスタントを使えば、声だけでスクショを撮ることができます。
ホームボタンや「Hey Google」と話しかけてGoogleアシスタントを起動し、「スクリーンショットを撮って」と言うだけです。
自動的に画面が撮影され、共有メニューが表示されます。
手が離せない時や、片手操作が難しい状況でも、音声操作だけで完結するのが魅力です。
また、「設定」→「Google」→「設定サービス」→「アシスタント」→「一般」で、アシスタントの使用を有効にしておく必要があります。
ジェスチャーで撮るやり方
最近のAndroidスマホには、指の動きで操作するジェスチャー機能が標準搭載されています。
Galaxyでは、「設定」→「高度な機能」→「モーションとジェスチャー」→「手のひらでスワイプしてキャプチャ」をONにすると、画面上を手の側面でスッとスワイプするだけでスクショが撮れます。
Pixelや一部の機種では、「クイックタップ」で背面を2回トントンと叩くとスクショを撮れる設定もあります。
これを有効にするには、「設定」→「システム」→「ジェスチャー」→「クイックタップ」を開き、「スクリーンショットを撮る」にチェックを入れます。
ボタンを押さずに片手でサッと撮れるのが最大のメリットです。
長いページを撮るスクロールスクショの手順
WebページやLINEのトーク履歴など、縦に長い画面を1枚で撮りたい場合は「スクロールキャプチャ」機能を使います。
通常のスクショを撮ったあと、画面下に「スクロール」「キャプチャを拡張」などのボタンが表示されます。
そのボタンをタップし続けると、画面が自動で下にスクロールしながら、複数のスクショをつなげて1枚の長い画像にしてくれます。
GalaxyやPixelなど、多くの機種でこの機能に対応していますが、非対応の機種の場合は「LongShot」などのアプリを使うのもおすすめです。
ニュース記事やレシピなどを保存したいときに便利ですよ。
Androidの機種別でのスクショの方法

Androidの機種別でのスクショの方法について紹介します。
それぞれのメーカーごとに、少しずつ操作方法が異なります。
お使いの端末に合わせてチェックしてみてください。
Galaxyでのスクショ方法
Galaxyスマートフォンでは、基本的に「電源ボタン+音量下ボタンの同時押し」でスクショを撮ることができます。
また、Galaxy独自の「手のひらスワイプキャプチャ」機能が非常に便利です。
設定アプリを開き、「高度な機能」→「モーションとジェスチャー」→「手のひらでスワイプしてキャプチャ」をオンにしてください。
この設定を有効にすると、画面の端から端へ手の側面をスライドするだけでスクショが撮れます。
さらに、撮影後に表示される「スクロールキャプチャ」ボタンを押すことで、縦長ページも1枚にまとめて撮影できます。
Xperiaでのスクショ方法
Xperiaの場合も、基本は「電源ボタン+音量下ボタンの同時押し」で撮影します。
ただし、Xperiaでは電源ボタンを長押ししたときにメニューからスクショを選べる仕様になっています。
画面に「スクリーンショット」という項目が出るので、それをタップすれば撮影完了です。
また、ゲーム中などボタンが効かない状況では、「ゲームエンハンサー」機能内からスクショを撮ることもできます。
Xperiaはシーンに応じた柔軟な撮影手段が豊富ですね。
Pixelでのスクショ方法
Pixelスマートフォンでは、「電源ボタン+音量下ボタン」で撮影するほか、最新のAndroidバージョンでは「アプリ切り替え画面」からスクショを撮ることも可能です。
画面下からスワイプしてアプリ一覧を表示し、撮りたいアプリを中央に表示した状態で「スクリーンショット」ボタンを押すだけです。
また、「設定」→「システム」→「ジェスチャー」→「クイックタップ」で背面を2回トントンと叩くとスクショを撮れる設定もあります。
この「クイックタップ」はPixel独自の便利機能で、手がふさがっているときにも簡単に撮影できます。
AQUOSでのスクショ方法
AQUOSスマホでは、「電源ボタン+音量下ボタン」での撮影が基本ですが、他にも特徴的な方法があります。
一部のAQUOS機種では、画面の下部をなぞる「Clip Now」という機能が搭載されています。
この機能を使うと、画面を指でスッと横になぞるだけでスクショが撮れます。
設定アプリで『便利機能』→『Clip Now』をオンにしておく必要がありますが、慣れると非常にスムーズです。
また、AQUOSでは撮影後に「メモ追加」や「トリミング」がすぐにできる編集機能も便利です。
OPPO・HUAWEIでのスクショ方法
OPPOやHUAWEIのスマートフォンでは、ジェスチャー操作が豊富に用意されています。
どちらのメーカーも「電源ボタン+音量下ボタン」の同時押しが基本ですが、他にも3本指スワイプでのスクショが可能です。
「設定」→「便利ツール」→「ジェスチャーとモーション」から、「3本指でスクリーンショット」をオンにしておくと、画面上で3本指を下にスライドするだけで撮影できます。
また、HUAWEIでは「ノックジェスチャー」もあります。
指の関節で画面をトントンと2回ノックするとスクショが撮れる仕組みで、ユニークで実用的です。
どちらの機種も、片手操作が多い人に向いたスクショ方法ですね。
Androidでスクショが撮れない時の対処法5つ

Androidでスクショが撮れない時の対処法を5つ紹介します。
スクショが撮れない時は、焦らずに一つずつ原因を確認していきましょう。
対処法①:ボタン操作が効かない場合の確認方法
最初に確認すべきは物理ボタンの不具合です。
スクショを撮る基本操作である「電源ボタン+音量下ボタン」を押しても反応がない場合、どちらかのボタンが故障している可能性があります。
試しに、音量を上げ下げしたり、電源を長押ししてメニューが出るか確認しましょう。
反応がなければ、端末設定の「ユーザー補助」→「メニュー」から「スクリーンショット」をタップすることで撮影ができます。
この方法なら、ボタンが壊れていても問題なくスクショが撮れます。
対処法②:アプリや設定が原因の場合の対処法
特定のアプリでスクショが撮れない場合、アプリ側でキャプチャ制限がかかっていることがあります。
たとえば、動画配信アプリや銀行アプリなどは、セキュリティ保護のためスクショを禁止していることがあります。
こうした場合はアプリ内で設定変更できる場合もありますが、ほとんどは制限が解除できません。
アプリが原因でなければ、設定アプリの「開発者向けオプション」を開き、「USBデバッグ」などの項目がONになっているとスクショが無効化されるケースがあります。
不要であればOFFにしておきましょう。
対処法③:ストレージ不足による保存エラーの回避法
スクショを撮っても保存されない場合は、端末のストレージ容量の不足が原因です。
写真や動画が増えて内部ストレージが満杯になると、新しい画像を保存できなくなります。
「設定」→「ストレージ」から空き容量を確認し、不要なファイルを削除してください。
また、Googleフォトのバックアップ機能を使えば、写真をクラウドに保存して端末の容量を空けられます。
容量に余裕ができれば、スクショも問題なく保存されるようになります。
対処法④:システムバグを解決する再起動や更新手順
特定の操作でもスクショが撮れない場合、Androidシステムに一時的な不具合が発生している可能性があります。
まずはスマホを再起動してみてください。
それでも改善しない場合は、「設定」→「システム」→「システムアップデート」で最新のアップデートを確認しましょう。
古いバージョンを使っていると、スクショ機能が正しく動作しないケースもあります。
アップデート後に動作が安定すれば、バグが原因だったと判断できます。
対処法⑤:セキュリティ制限がある画面の回避方法
一部の画面では、Androidのセキュリティ仕様によりスクショが禁止されています。
たとえば、パスワード入力画面や決済画面などが該当します。
この場合、セキュリティ保護のためシステムが自動でスクショ機能を無効化します。
そのため、どうしても撮影したい場合は、別の方法を検討する必要があります。
たとえば、開発用端末をPCに接続してスクリーンキャプチャを取る、またはGoogleアシスタントで撮影できる範囲を確認するなどの方法があります。
ただし、個人情報が含まれる画面は撮影を控えたほうが安全です。
Androidのスクショ画像の保存先と確認方法

Androidのスクショ画像の保存先と確認方法について紹介します。
スクショを撮ったのに「どこに保存されたかわからない」という方も多いですよね。
ここでは、Android端末でスクショ画像を探す基本的な方法を解説します。
保存先フォルダの場所と開き方
スクリーンショットの画像は、端末の内部ストレージの「Pictures」フォルダ内にある「Screenshots」フォルダに保存されます。
パスで表すと「内部ストレージ > Pictures > Screenshots」です。
ファイル管理アプリを開き、「内部ストレージ」から順にフォルダをたどっていくと見つかります。
一部の機種では、「DCIM」フォルダ内に保存されることもありますが、ほとんどのAndroidでは「Pictures」フォルダが標準です。
また、撮影直後に表示されるプレビュー画面からも「フォルダを開く」を選ぶと直接アクセスできます。
スクショをギャラリーやGoogleフォトで探す方法
スクショ画像は自動的にギャラリーアプリにも反映されます。
ギャラリーを開くと、「アルバム」または「フォルダ」の中に「スクリーンショット」というカテゴリが作成されているはずです。
Googleフォトを使用している場合は、アプリを開いて下部の「ライブラリ」→「デバイス上の写真」→「Screenshots」を選ぶと表示されます。
Googleフォトはクラウドバックアップにも対応しているため、スマホを紛失しても画像を確認できます。
また、バックアップがオンになっていれば自動でGoogleアカウントに保存されるので、PCやタブレットからも同じスクショを見られます。
パソコンと接続してスクショを確認する方法
AndroidをパソコンにUSBケーブルで接続すると、スクショファイルを直接確認できます。
接続時にスマホの画面に「USBの使用目的」が表示されるので、「ファイル転送(MTP)」を選択してください。
その後、PCの「エクスプローラー」または「Finder」でスマホを開き、「内部ストレージ」→「Pictures」→「Screenshots」フォルダにアクセスします。
パソコン上でファイルを整理したり、バックアップ用に外部ストレージへコピーすることも可能です。
以下のようにファイル構造を理解しておくと、探しやすくなります。
| フォルダ階層 | 内容 |
|---|---|
| 内部ストレージ | Android全体のデータ領域 |
| Pictures | 画像全般が保存されるフォルダ |
| Screenshots | スクリーンショット専用の保存場所 |
整理するときは誤って削除しないよう注意しましょう。
ファイル管理アプリで探す手順
スクショをすぐに見つけたい場合は、ファイル管理アプリを使うのが便利です。
Android標準の「Files by Google」アプリや、他の管理アプリを開いてください。
画面下部の「画像」や「最近のファイル」タブに、スクショが一覧で表示されます。
検索バーに「screenshot」と入力してもすぐ見つかります。
ファイル名には撮影日が含まれているので、整理や削除も簡単です。
もし複数のフォルダに分かれている場合でも、ファイル管理アプリなら一括で確認できます。
スクショ撮影をもっと便利にするおすすめ設定5つ

スクショ撮影をもっと便利にするおすすめ設定を5つ紹介します。
標準の操作でも十分便利ですが、設定を少し工夫するだけでスクショ撮影が格段に快適になります。
設定①:クイック設定にスクショボタンを追加する方法
Androidの通知バーを下にスワイプすると出てくる「クイック設定パネル」に、スクリーンショットボタンを追加することができます。
編集アイコン(鉛筆マークなど)をタップし、表示できる項目一覧から「スクリーンショット」または「キャプチャ」をドラッグしてパネルに追加してください。
この設定を行うと、いつでもワンタップでスクショが撮れるようになります。
特に片手操作が多い人や、ボタン同時押しが苦手な方におすすめです。
一度設定すれば、どんな画面でもすぐにスクショを撮れる便利機能になります。
設定②:ジェスチャー操作をカスタマイズするコツ
最近のAndroidでは、ジェスチャー操作のカスタマイズ機能が充実しています。
「設定」→「システム」→「ジェスチャー」→「クイックタップ」を開き、「スクリーンショットを撮る」を選択すると、スマホの背面を2回トントンと叩くだけでスクショを撮れます。
この操作はPixel以外の端末でも対応しているものがあります。
また、Galaxyの場合は「手のひらスワイプキャプチャ」を設定することで、手の側面をスライドするだけで撮影が可能です。
こうした設定を有効にしておくと、片手でサッと撮りたい時にも即対応できるようになります。
設定③:アシスタントを活用してワンタップ撮影する方法
Googleアシスタントを使えば、音声またはボタンでスクショを撮ることができます。
設定アプリから「Google」→「設定サービス」→「アシスタント」→「一般」に進み、アシスタント機能をONにします。
その後、「Hey Google」と声をかけて「スクリーンショットを撮って」と指示するだけです。
また、ナビゲーションバーに表示されるアシスタントボタンをタップすることで、手動でも撮影可能です。
この方法なら、ボタン操作なしで瞬時に撮影できるため、両手がふさがっている時にも重宝します。
設定④:スクロールキャプチャを自動保存する設定
長いページを撮る際、毎回ボタンを押すのが面倒だと感じる方も多いですよね。
Galaxyなど一部のAndroid端末では、スクロールキャプチャ機能を自動で拡張する設定があります。
「設定」→「高度な機能」→「スクリーンショットと画面録画」→「スクロールキャプチャを有効にする」をONにしてください。
これにより、長い画面を撮るときに自動で連続キャプチャが開始されます。
結果として、ニュース記事やトーク履歴などを一気に保存できるようになります。
設定⑤:サードパーティアプリを使った便利な撮影機能
標準機能では物足りない場合、スクショ専用のアプリを使うのもおすすめです。
たとえば「LongShot」や「Screen Master」などのアプリを使えば、長いページを自動でキャプチャしたり、編集・注釈・トリミングもすぐ行えます。
これらのアプリはGoogle Playで無料ダウンロード可能です。
また、ショートカットアイコンをホーム画面に配置しておけば、アプリを開かずに撮影できます。
標準機能よりも細かいカスタマイズができるため、仕事やブログ用にスクショを多用する人にも最適です。
まとめ|Androidでスクショを確実に撮る方法
| スクショの操作手順 |
|---|
| ボタンを使って撮る基本のスクショ手順 |
| ジェスチャーで撮るやり方 |
| 長いページを撮るスクロールスクショの手順 |
| ボタン操作が効かない場合の確認方法 |
| クイック設定にスクショボタンを追加する方法 |
Androidでスクショを確実に撮るには、まず「電源ボタン+音量下ボタン」の同時押しを覚えておくのが基本です。
それでも撮れない場合は、ユーザー補助機能やGoogleアシスタントを活用すると解決しやすいです。
また、ジェスチャー設定やクイック設定をカスタマイズしておけば、片手でも簡単に撮れるようになります。
撮ったスクショは「Pictures」フォルダの「Screenshots」に自動保存されるため、ギャラリーやGoogleフォトからすぐに確認可能です。
もしうまく撮影できない場合は、システム更新やストレージの空き容量も確認してみてください。
さらに詳しい操作方法や最新機能については、Google公式ヘルプ:スクリーンショットを撮影するも参考になります。
Androidのスクショ機能をマスターして、日々の記録や情報共有をもっと快適に楽しんでくださいね。