先日、イオンカードは持っていないのに「【イオンカード】お客様のカードご利用明細の内容をお知らせいたします」というメールが届きました。
もちろん、本メールはフィッシング詐欺メールです。
フィッシング詐欺メールの目的は、受信者にリンクをクリックさせて、入力した情報を盗むことです。
なので、絶対に対応しないようにしてください。
本記事では、フィッシング詐欺メールの判断の仕方と対策を紹介していきます。
フィッシング詐欺メールの判断の仕方
以下の内容からフィッシング詐欺メールと判断できます。
・イオンカードを持っていない
・差出人のメールアドレスが公式と違う
・メール本文のリンクが公式と違う
それぞれについて解説していきます。
イオンカードを持っていない
私はイオンカードを持っていません。
持っていないのに、イオンカードのご利用明細が届くはずはないです。
そのため、本メールはフィッシング詐欺メールで確定です。
中身を見るまでもなく削除しましょう。
差出人のメールアドレスが公式と違う
差出人のメールアドレスを見ると、ドメインが「@newss0.gfdy476k76.com」となっています。
イオンという文字すら入っていないですね。
イオンからの公式メールでしたら、以下の4つになります。
・@aeon.co.jp
・@email.aeon.co.jp
・@ma2.email.aeon.co.jp
・@use.email.aeon.co.jp
公式メールではイオン(aeon)の文字が含まれています。
送られてきたメールは4つのどれにも当てはらまないので、フィッシング詐欺メールと判断できます。
メール本文のリンクが公式と違う
メール本文に、「ご利用確認はこちら」というリンクがあります。
リンク先のURLを確認すると、上記のメールアドレス同様にイオンの文字が見当たらないです。
ご利用確認のページに飛ぶ見せかけて、クリックすると情報を盗むための詐欺サイトに飛びます。
怪しいと思ったら、クリックする前にリンク先のURLを必ず確認しましょう。
詐欺サイトで情報を入力してしまった時の対策
詐欺サイトで情報を入力してしまったら、すぐにイオンカードのヘルプデスクに連絡しましょう。
ヘルプデスクに詐欺サイトで情報を入力したことを伝えて、旧カードの停止、再発行等の手続きを実施します。
また、情報を登録したことで被害にあった場合は、警察に相談しましょう。
詐欺サイトで情報を入力すると非常に焦ると思いますが、落ち着いて行動することが大切です。
迷惑メールの原文
フィッシング詐欺メールの原文を紹介します。。
下記メールを受信したら、手続きをせずに削除してください。
件名:
【イオンカード】お客様のカードご利用明細の内容をお知らせいたします
本文:
【AEON CARDカード会員サービス】利用いただき、ありがとうございます。
このたび、ご本人様のご利用かどうかを確認させていただきたいお取引がありましたので、誠に勝手ながら、サービスのご利用を一部制限させていただき、お客様のアカウントのに登録された電話番号にご連絡いたしましたが、お客様に連絡を取ることができませんでした.ご連絡させていただきました。
ご回答をいただけない場合、サービスのご利用制限が継続されることもございますので、予めご了承下さい。
ご利用確認はこちら
ご不便とご心配をおかけしまして誠に申し訳ございませんが、何とぞご理解賜りたくお願い申しあげます。
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株式会社ジェーシービー
東京都港区南青山5-1-22 青山ライズスクエア 〒107-8686
※このメールアドレスは「配信専用」です。
返信メールでのお問い合わせには返答しかねますので、ご了承ください。
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まとめ
「【イオンカード】お客様のカードご利用明細の内容をお知らせいたします」はフィッシング詐欺メールですので、絶対に対応はしないでください。
以下よりフィッシング詐欺メールと判断しています。
・イオンカードを持っていない
・差出人のメールアドレスが公式と違う
・メール本文のリンクが公式と違う
メール本文のリンクに飛んで詐欺サイトに入力してしまっても、イオンカードのヘルプデスクに連絡して対応すれば大丈夫です。
焦らずに確実に対応していきましょう。