+44からの知らない電話、出るべき?無視していいの?そんな不安を感じたことはありませんか?
この記事では、「+44 電話 詐欺」の実態や、実際の手口、被害事例、そして今すぐできる対策方法まで、徹底的に解説します。
うっかり出てしまった方、折り返してしまった方も、落ち着いてできる対処法を紹介しているので安心してくださいね。
この記事を読めば、詐欺電話の見分け方と身を守る方法がしっかり分かります。
スマホを使っているすべての人に役立つ内容になっていますので、ぜひ最後まで読んでみてください!
+44の電話番号は詐欺なの?確認すべき5つのポイント
+44の電話番号は詐欺なの?確認すべき5つのポイントについて詳しく解説します。
それでは、順番に解説していきますね。
①+44はどこの国の番号か
+44はイギリスの国番号です。
つまり、+44から始まる電話は「イギリスからかかってきている」ということになります。
ただし、実際にはイギリス国外から偽装して発信されているケースが多く、相手が本当にイギリス在住とは限りません。
特にVoIP技術を使えば、どこからでも+44番号に偽装して電話をかけることができます。
つまり、「+44だからイギリスの知り合いかな?」と思うのは危険です。
知らない番号なら、たとえ国番号がイギリスであっても、一度立ち止まって考えるのが大事ですよ。
②突然の着信は折り返しNG
突然かかってきた+44の電話番号に「なんだろう?」と思って折り返すのは絶対NGです。
というのも、相手の目的は「折り返させて、通話料を稼ぐこと」だったり、「詐欺に引き込むこと」だったりするからです。
折り返すことで高額な国際通話料が発生することもありますし、自動音声で不安をあおって個人情報を聞き出すこともあります。
中には、ただワンギリして、折り返し電話に出た人をターゲットにしてくる詐欺もあります。
不審な番号には絶対に折り返さないようにしてくださいね。
③不在通知SMSや自動音声は詐欺の可能性
「荷物が届いています」「裁判所からの通知です」などのメッセージが、自動音声やSMSで届いたら要注意。
これらはよくある詐欺の手口で、不安をあおって操作や折り返しをさせることが目的です。
特に日本語で流れる自動音声が流れてくる場合、詐欺業者が日本人を対象にしている証拠です。
本当に裁判所や警察から連絡がある場合は、基本的に郵送や訪問での通知が多く、いきなり電話での連絡はありません。
こうした自動音声やSMSが届いたら、絶対に慌てず、リンクを開かない・折り返さないことが鉄則です。
④番号を検索して確認する
見知らぬ+44番号からの着信があったとき、一番簡単で確実な方法は「番号を検索する」ことです。
「+44 ○○○○○○○○」のように、Googleや番号検索サービス(Whoscall、電話帳ナビなど)に入力してみましょう。
すでに他の人が詐欺と報告している可能性が高いです。
「同じ番号から自分にもかかってきた」といった口コミが見つかれば、詐欺の可能性はかなり高まります。
逆に信頼できる情報が見つからなければ、慎重に対応するのがベストです。
⑤他にも同じ被害がないか調べる
番号を調べても確証が持てないときは、SNSや掲示板で「+44 詐欺 電話番号」などで検索してみましょう。
Twitterや5ちゃんねる、Yahoo!知恵袋などにはリアルタイムで被害情報が書き込まれていることもあります。
自分だけじゃなく、他の人にも同じ番号がかかってきていたら、ほぼ詐欺と見て間違いありません。
最近は市町村や警察の公式サイトでも「国際電話詐欺の警告」が出ているので、あわせてチェックしてみるのもおすすめです。
一人で悩まず、同じような体験を共有している人の情報を参考にしてくださいね。
実際に報告された+44詐欺の手口とは?
実際に報告された+44詐欺の手口とは?について具体例を挙げてご紹介します。
それでは、被害が多い詐欺手口を順番に見ていきましょう。
ワンギリで折り返しを誘う手口
「ワンギリ詐欺」と呼ばれる手口は、着信を一瞬だけ鳴らして切り、相手に折り返し電話をさせるものです。
この詐欺の怖いところは、完全に自分の“好奇心”や“義務感”につけ込んでくる点にあります。
一瞬だけ鳴った電話って、「大事な用事かな?」って思って折り返したくなりますよね。
でも、+44のような国際番号に折り返してしまうと、1分あたり数百円~数千円の高額通話料が発生する可能性があります。
その通話料が詐欺集団の収入源になっているんですよ…。
特に、未登録の番号からのワンギリには要注意です。
自動音声で脅すタイプ
次に増えているのが「自動音声型の詐欺」です。
「この電話は裁判所からです。訴訟が起こされています」などと、怖いメッセージが流れてくるんです。
しかも最近は日本語対応の自動音声まで使われていて、まるで本物の通知のように錯覚してしまうほど。
一瞬で「えっ!?私何かやらかした…?」とパニックになりますよね。
でも、この自動音声の目的は、指示通りに番号を押させたり、別の窓口に誘導して、個人情報や金銭をだまし取ること。
本物の役所や裁判所は電話でこんな脅し方しませんので、絶対に信じないようにしましょう。
偽の宅配業者や裁判通知
「荷物が届いています」「不在でしたので再配達します」みたいなSMS、最近増えていませんか?
そのリンクをクリックすると、偽の宅配業者のページに飛んで、アプリのインストールやクレジット情報の入力を求められます。
中には、まるで本物そっくりなヤマト運輸や日本郵便のサイト風のページもあり、見分けが難しいんですよ。
さらに、裁判通知や税金未納などを装ったメッセージも増加中です。
「至急対応しないと差し押さえになります」なんて文言が並ぶと、不安になってしまいますよね。
でも、こうした通知は本来、郵送や本人確認を経た方法で届くものです。
不安を煽ってリンクを踏ませたり、電話をかけさせたりする手口はすべて詐欺と思って間違いありません。
SNS連携で情報抜き取り
少し高度な詐欺手口になると、SNSやLINEを使ってくる場合もあります。
例えば、FacebookやInstagramで「あなたのアカウントに不審なログインがありました」という通知とともに、+44の番号から連絡が入ることがあります。
または、「あなたの投稿が違反です」といった偽通報メッセージを使って、アカウントの乗っ取りを狙ってきます。
その際に、詐欺サイトに誘導してログイン情報を入力させるのが目的です。
+44の電話とSNSが連携して使われるケースも増えているので、単独の詐欺に見えても実は複合的な攻撃だった…ということもあります。
特にSNSを使っている人は、「公式の連絡か?」を必ずチェックしてくださいね。
+44の電話に出てしまった・折り返した時の対処法
+44の電話に出てしまった・折り返した時の対処法について、冷静にできる対応を解説します。
では、もし電話に出てしまった・折り返してしまった場合の対応を解説しますね。
通話内容を思い出して整理
まず最初にやってほしいのは、「どんな内容だったか」を思い出してメモしておくことです。
相手はどんな声でしたか? 日本語? 英語? 自動音声でしたか?
何か操作を求められたり、「訴訟」「荷物」「罰金」などのキーワードが出てきましたか?
この情報があると、後からの相談や調査のときにすごく役立ちます。
不安な気持ちで頭が真っ白になってしまう人も多いですが、冷静に「何があったか」を整理することが大切ですよ。
個人情報を伝えたか確認
もし通話中に「名前」「住所」「電話番号」「クレジットカード番号」などを伝えてしまっていたら要注意です。
特にクレジットカードやマイナンバー、ネットバンキングの情報などは悪用されやすいので、早急に確認が必要です。
情報を教えてしまったか不安な場合は、その時のやりとりを思い出して箇条書きにしておくと、後の対応がスムーズになります。
「何を聞かれて、何を答えたか」をはっきりさせておくことで、どこまでのリスクがあるかが見えてきますよ。
少しでも不安を感じたら、次の対策に進みましょう。
スマホの設定や履歴をチェック
通話やSMSの履歴、通話アプリの設定などを必ず確認してください。
怪しいアプリがインストールされていないか、通話履歴から不自然な番号が記録されていないかを見ておきましょう。
Androidの場合は、「提供元不明のアプリを許可」に設定されていないかも確認してみてください。
また、アプリの中で通話やSMSの許可を持っているものを見直すことも大切です。
少しでも「おかしいな?」と思ったら、アプリをアンインストールしたり、スマホを初期化する選択も視野に入れてくださいね。
支払い情報を守る方法
もしクレジットカード情報や銀行口座情報を入力してしまった場合は、すぐにカード会社や銀行に連絡をしましょう。
カードの停止や再発行、口座の一時利用停止などが可能です。
最近では、24時間対応の窓口もあるので、できるだけ早く連絡するのがベスト。
「まだ被害はないから大丈夫」と思って放置すると、後から多額の請求が来ることもあります。
特にフィッシングサイトや偽SMSを通じて支払い情報が漏れると、一瞬で悪用されるケースがあるので、早急に対処を!
不安なら警察や消費生活センターへ
何をしたらいいか分からない、というときは、まずは相談です。
最寄りの警察署や、「消費者ホットライン(188)」に電話して相談してみましょう。
相談することで、専門的なアドバイスや手続きの流れを教えてもらえるので安心です。
また、警察には「特殊詐欺対策窓口」などもありますので、同じような被害が起きていないかも確認してもらえます。
「自分だけが騙されたかも…」と思わずに、堂々と相談してくださいね。
今すぐできる!国際電話詐欺を防ぐための設定と対策
今すぐできる!国際電話詐欺を防ぐための設定と対策を紹介します。
それでは、今すぐにできる対策方法をひとつずつ解説していきますね。
国際電話の着信拒否設定をする
一番簡単で効果的なのが、スマホの設定で「海外番号からの着信をブロック」することです。
iPhoneでは、電話アプリの「着信拒否設定」から個別に番号をブロックできます。
Android端末では、「設定」→「通話」→「ブロック設定」から、特定の国番号を拒否する機能がある場合があります。
もし標準機能で国番号を拒否できない場合は、次に紹介するアプリの導入がおすすめですよ。
普段海外とやり取りしない方なら、+44など海外番号はすべてブロックしておいても問題ないと思います。
迷惑電話ブロックアプリを使う
「Whoscall」や「電話帳ナビ」、「Truecaller」などのアプリを入れておくと、迷惑電話を自動で検出・警告してくれます。
中でも「Whoscall」は、番号の持ち主情報をリアルタイムで表示してくれるので便利です。
これらのアプリは世界中のユーザーが迷惑電話を報告することで、最新の詐欺番号データベースが共有されます。
知らない番号からの着信があったときに、自動で「詐欺の可能性あり」と表示されることもありますよ。
アプリの設定で自動ブロックも可能なので、スマホに一つは入れておくと安心です。
家族・高齢者に情報共有
実際のところ、国際電話詐欺のターゲットになりやすいのは高齢者です。
スマホに慣れていなかったり、「+44って何?」と疑問も持たずに出てしまうケースが多いです。
そこで大事なのが、「こういう詐欺があるよ」と日頃から家族内で共有しておくことです。
「+44からの着信は出なくていいよ」「不在通知のリンクは押さないでね」と伝えておくだけでも予防になります。
家庭内のちょっとした声かけが、大きな被害を防ぐカギになりますよ。
電話番号の検索癖をつける
知らない番号から電話がかかってきたら、すぐに出ずに「検索するクセ」をつけましょう。
「+44 ○○○○○○○○」のように、Googleや番号検索サービスに入れるだけで情報が見つかります。
同じような被害を報告している人がいれば、詐欺の可能性はグッと高まります。
また、怪しい番号ほどSNSや掲示板にも情報が出回っているので、複数の情報源をチェックするのが安心です。
ちょっとした手間ですが、検索するだけで自分や家族の身を守ることができますよ。
怪しいリンクやSMSも徹底無視
最近の詐欺は電話だけじゃなく、SMSやLINE、InstagramのDMなど多様化しています。
「荷物が届きませんでした」「重要なお知らせがあります」などの文面で、リンクをクリックさせようとします。
でも、そのリンク先が偽の通販サイトやフィッシングページで、カード情報を抜き取ろうとするケースが非常に多いんです。
SMSやメッセージで届くリンクは、よほど信頼できる送信元でない限り、絶対にタップしないようにしましょう。
「ちょっと気になるな」と思っても、公式サイトから直接アクセスするのが安全ですよ。
実際にあった被害報告と体験談まとめ
実際にあった被害報告と体験談まとめを紹介していきます。
ここからは、実際にあった具体的なケースをもとに、リアルな詐欺被害の様子をご紹介しますね。
知らずに数万円の通話料が発生
30代男性のケースでは、+44からのワンギリに「何かの用事かも」と思って折り返してしまいました。
電話はすぐに切れてしまいましたが、翌月の請求で「国際通話料」として約7,000円が課金されていたとのこと。
相手はわずか1分も話していないのに、国際料金が加算された形でした。
しかも、通話明細には見覚えのない番号が並んでいたそうです。
これが典型的な「高額通話料詐欺」の例で、折り返すことが被害のスタートになるパターンです。
家族が偽警察の電話に騙された
60代の女性が被害に遭ったケースでは、「+44」番号から日本語の自動音声が流れてきて、「裁判所からの緊急連絡です」と言われました。
さらに通話を続けると、オペレーターらしき日本語話者が出て「あなたは重要な訴訟に関係している」と説明。
女性は不安になって個人情報や家族構成まで話してしまい、その後、別の番号から「和解金を振り込め」と連絡が来たそうです。
幸い、振込前に家族が気づいて未然に防げましたが、心理的なダメージは大きかったといいます。
このように、+44からの電話が連携して別の詐欺を呼び込む例もあるんですよ。
SMSのリンクからフィッシング
40代の会社員は、「宅配便の再配達」通知を装ったSMSを受信しました。
文面はとても自然で、リンクをクリックすると本物そっくりの日本郵便サイトが開きました。
そこには「配達先住所確認のため、クレジットカード情報をご入力ください」と表示され、うっかり入力してしまったとのこと。
数時間後、カード会社から不審な海外利用の連絡があり、被害が発覚。
すぐにカードを停止して事なきを得ましたが、あと一歩遅ければ大きな損失になっていた可能性もあります。
折り返してトラブルに発展した例
大学生が、見知らぬ+44番号に折り返した結果、英語の自動音声が流れたというケースも。
すぐに切ったものの、その後、連続して似たような番号から何件も着信が続き、メンタル的にもかなり追い込まれたとのこと。
スマホに変な挙動が見られたため、最終的には初期化することにしたそうです。
また、翌日にはSNSのDMにも「あなたのアカウントが違反しています」といった詐欺メッセージが届くようになったとか。
国際電話をきっかけに、複数の詐欺が連携して襲ってくるような事例は、今後も要注意ですね。
まとめ|+44 電話 詐欺への正しい対応を知って安心しよう
+44詐欺に関するポイントまとめ |
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+44はどこの国の番号か |
突然の着信は折り返しNG |
不在通知SMSや自動音声は詐欺の可能性 |
番号を検索して確認する |
他にも同じ被害がないか調べる |
+44からの電話はイギリスからの国際電話ですが、実際には詐欺目的で使われることが非常に多くなっています。
突然の着信やSMSに反応してしまうと、高額な通話料を請求されたり、大事な個人情報を盗まれてしまう危険があります。
本記事で紹介した対策や体験談を参考に、冷静な判断と予防策を心がけましょう。
自分や家族を守るためにも、この記事の内容を周囲と共有しておくことも大切です。
さらに詳しい注意喚起や対処方法については、以下の公式情報もぜひ参考にしてください。