「重要通知:AUPayポイントの当選者です!お早めにお受け取りを!」は詐欺メール!

「au PAYから『1等当選!10,000ポイントプレゼント』というメールが届いたけど、これって本物?」「ポイントを受け取るってリンク、押しても大丈夫?」そんな不安を感じていませんか?

この記事では、実際に届いた詐欺メールの本文やヘッダを元に、どこを見れば怪しいメールと見抜けるのかを徹底的に解説します。

怪しいリンクの特徴や、不自然なメールアドレス、そしてクリックしてしまった場合の対処法まで、すべて丁寧にまとめました。

この記事を読むことで、今後どんな詐欺メールが来ても慌てずに対応できるようになりますよ。

ぜひ最後まで読んで、あなた自身と大切な人を守る知識を身につけてくださいね。

目次

au PAY 詐欺メールの特徴と見分け方5選

au PAY 詐欺メールの特徴と見分け方5選について解説します。

それでは、ひとつずつ詳しく見ていきましょう!

①送信元アドレスが公式と異なる

まず真っ先にチェックしてほしいのが、「送信元のメールアドレス」です。

今回のケースでは「mail.auone-wrlrns@service.rvzqm.cn」というアドレスから届いていますが、これは完全に怪しいです。

「.cn」は中国のドメインですし、「rvzqm.cn」なんて公式とはまったく関係ありません。

本来、au関連の正式なメールは「@au.com」「@kddi.com」「@jibunbank.co.jp」などのドメインから届くはずです。

送信者名が「auじぶん銀行」だったとしても、アドレスが違えばアウト!本物を装った偽者なので、騙されないよう注意してくださいね。

詐欺メールでよくある手口が、「ポイントを受け取る」「キャンペーン詳細はこちら」などのボタンやリンクを押させようとするものです。

でも、そのリンクをよく見ると、公式とはまったく違うドメインに飛ばされるケースが多いんですよ。

たとえば「aupay-gift-present.win」とか「aup0nta123-campaign.cn」みたいな、公式に似せたまがいもののURLが使われます。

見た目はそれっぽくても、中身は完全に偽物。クリックしてしまうとフィッシングサイトに誘導され、個人情報を抜き取られる可能性もあるんです。

「クリックする前に、URLをホバーして確認するクセ」つけておいてくださいね!

③当選通知なのに応募履歴がない

そもそも、あなたは何かに応募しましたか?

してないのに「1等当選!」とか言われるのは、怪しさ満点です。

詐欺メールでは、ユーザーの欲をくすぐって反射的に行動させようとするため、「急げ!」「いますぐ!」みたいな煽り文句が必ず入ってます。

でも冷静に考えてみてください。本当に応募していて、ちゃんとしたキャンペーンなら、もっと丁寧で正式な通知が来るはずですよね?

「応募してないのに当たることはない」これ、鉄則です!

④日本語表現や表記が怪しい

今回のメールでも「ポイントの用途 ポイントの用途」と同じ文言が繰り返されていたり、文の構成がおかしかったりしますよね。

こういった不自然な日本語は、外国語で書いたものを無理やり翻訳している証拠だったりします。

特に最近ではAIを使って日本語化してるケースもあるんですが、微妙な言い回しの不自然さは残っていることが多いです。

読んでみて「ちょっと変だな?」と思ったら、直感を信じてください。だいたい当たってます。

公式の案内はもっと読みやすく、丁寧に作られているので、違和感はすぐに見抜けるようになりますよ。

⑤問い合わせ先や社名が偽装されている

メールの最後に「COPYRIGHT © au Financial Service CORPORATION」って書いてありましたよね。

でも、正式な社名は「auフィナンシャルサービス株式会社(au Financial Service Corporation)」なんです。

微妙に表記が違っていて、CやSが全部大文字だったり、「株式会社」の表記が抜けていたりします。

また、電話番号も本物のサポート窓口っぽく見せかけてるかもしれませんが、本当に公式サイトに掲載されているかどうかは必ず確認しましょう。

「それっぽいけど、どこかおかしい」そんな違和感は、詐欺を見破る一番のヒントになりますよ。

詐欺メールの実例|実際に届いた内容とヘッダ解析

以下、実際に届いた詐欺メールです。

詐欺メールの内容とヘッダ解析について解説します。

では、実際のメールヘッダを見ながら「どこが怪しいのか」掘り下げていきましょう!

偽の送信元ドメイン(.cnなど)

今回のメールは「mail.auone-wrlrns@service.rvzqm.cn」というアドレスから届いていました。

見た目は「auone」って入ってるし、ちょっと本物っぽく見えるかもしれませんが、ドメインが「rvzqm.cn」です。

この「.cn」は中国のドメインで、日本企業がこのドメインで公式メールを出すことはまずありません。

ドメイン名の中に「service」や「mail」など、いかにも業務っぽい単語を使っているのも特徴ですが、これは完全に詐欺のテクニック。

表示名に惑わされず、**@以降のドメイン**を必ず確認するクセをつけてくださいね!

海外IPアドレスからの送信

メールヘッダには送信元のIPアドレスも記録されています。

今回の詐欺メールは「165.154.230.249」というIPから送信されていました。

このIPは中国系のレンタルサーバーと見られており、KDDIやauじぶん銀行とはまったく関係ありません。

日本国内の金融機関が、海外サーバーから顧客にメールを送ることって、通常は絶対にないんです。

IPアドレスから「どこから来たメールか」がわかるので、こういう技術的なところも冷静にチェックすると見抜けますよ。

なりすまし表示名の使用

このメール、送信者の表示名が「auじぶん銀行」になっていて、一瞬「本物かも」と思ってしまいますよね。

でも大事なのは、**表示名ではなく送信アドレス**を見ること!

詐欺メールでは、表示名だけそれっぽく見せかけて、裏では全然関係ないメールアドレスを使ってることが多いんです。

つまり、「送信者名=auじぶん銀行」でも、「アドレス=rvzqm.cn」なら完全にアウト!

本当にauじぶん銀行から来たメールなら、アドレスも「@jibunbank.co.jp」のはずですよ。

中国製メーラー「Foxmail」の利用

この詐欺メール、実は「X-mailer: Foxmail 6, 13, 102, 15」と記載されていました。

これは「Foxmail」という、中国製の個人向けメールソフトで作られたという証拠です。

日本の大企業が、そんなローカルな海外ソフトを使って顧客にメール送信すること、考えにくいですよね?

つまり、「作られた環境」からも、これは公式のものではなく、個人または詐欺集団が仕掛けたものと判断できます。

メーラー情報も詐欺判断の重要なポイントです!

公式に見える文面でも要注意

メールヘッダ上では「SPF: pass」「DKIM: pass」と、なにやらちゃんとした認証が通ってるように見えます。

でもこれは、「詐欺用に用意された偽ドメインで認証が通ってるだけ」なんです。

本物の認証は「@au.com」「@kddi.com」など、公式ドメインで行われるべきなんですよ。

つまり、「認証が通っているから本物」とは限らないということ。

「認証OK」=「安全」と思い込まないでくださいね。本当に大事なのは、「どのドメインで認証されているか」です!

au PAY公式が発表している詐欺メールの特徴

au PAY公式が発表している詐欺メールの特徴について紹介します。

au PAYやKDDIも、公式に詐欺メールの事例を紹介しながら注意喚起してくれています。

その中でも特に多い手口を、以下でしっかり紹介しますね。

実在しないキャンペーン名

詐欺メールでよく使われるのが、「聞いたことのないキャンペーン名」で騙そうとするやり方です。

今回のメールにも「CPonita10000Pontaポイントプレゼント」なんていう、明らかにおかしな名前が書かれていました。

公式サイトを見ても、そんな名前のキャンペーンは存在しません。

詐欺グループは、あえて「それっぽいけどググっても出てこない」名前を作り、信じ込ませようとします。

キャンペーン名は必ず「公式で検索して確認」するクセをつけてくださいね。

「急げ」「お早めに」の煽り文句

詐欺メールの大きな特徴は、「不安を煽る」「急がせる」文言が入っていることです。

たとえば「当選のお知らせです!本日中にお受け取りください」や「あと○日で失効します」などですね。

こうした言葉は、読者に考える時間を与えず、反射的にクリックさせるための心理的トリックなんです。

本物のキャンペーンなら、そんなに煽るような言い回しは使いません。

「焦らせてくる文章=疑って読む」が鉄則ですよ!

URLのドメインが公式と違う

リンク先が「aupay-kantan-click-win.com」みたいな、明らかに怪しいURLになっていることもあります。

本来なら、KDDIの公式URLは「https://www.au.com」や「https://aupay.auone.jp」などのはず。

見た目が似ていても、「.win」「.xyz」「.cn」などのドメインを使っている時点でアウトです。

クリック前に、リンク先のURLが「https」で始まっていて、公式のものかどうかを必ず確認してください。

スマホで見るとリンク先が見えにくいので、特に注意が必要ですね。

最近は、EメールだけでなくSMS(ショートメッセージ)でも詐欺が横行しています。

「【au PAY】重要なお知らせ」や「【KDDI】セキュリティ確認のお願い」など、それっぽい件名でURLをクリックさせようとします。

しかもそのURLをタップすると、au IDのログイン画面にそっくりな偽サイトに飛ばされるケースも。

スマホの画面ではURLが短縮されていたり、アドレスバーが見えにくいので、つい騙されてしまいがちです。

SMSの場合でも、必ず公式アプリや公式サイトから確認するようにしましょう。

詐欺メールを開いてしまった・クリックしてしまった場合の対処法

詐欺メールを開いてしまった・クリックしてしまった場合の対処法について解説します。

「うっかり開いてしまった…」という場合も、冷静に対処すれば大丈夫です。

以下のステップに沿って、ひとつひとつ対応していきましょう。

リンクを開いても何も入力しない

まず大前提として、詐欺メール内のリンクを開いてしまったとしても、**入力をしていなければ基本的には被害はありません**。

URLをタップしても、そこから個人情報を入力しないかぎり、多くの場合は安全です。

ただし、中には「自動でマルウェアをダウンロードさせる仕組み」の場合もあるので、念のため次の手順も併せて行ってください。

入力前に「なんか怪しい」と気づけたらナイス判断です!

セキュリティソフトでスキャン

念のため、スマホやパソコンを**セキュリティソフトでフルスキャン**しておきましょう。

おすすめは以下のようなソフトです:

ソフト名 特徴
ウイルスバスター 初心者でも扱いやすく、スマホ連携も簡単
ノートン マルウェアやフィッシング対策が強い
ESET 動作が軽く、価格もリーズナブル

無料体験版もあるので、まずはインストールしてスキャンしてみてください。

ウイルスやスパイウェアが見つかった場合は、即時削除を!

KDDI公式サポートに連絡

「ちょっと不安…」という時は、**KDDIの公式サポート窓口**に連絡しましょう。

以下が公式サイトに記載されている問い合わせ先です:

窓口名 電話番号 対応時間
auお客さまセンター 0077-7-111(無料) 9:00~20:00(年中無休)

また、KDDIの迷惑メール報告フォームから、メールを添付して通報することも可能です。

実際に問い合わせることで「公式かどうか」の判断もつきますし、今後の対策にも役立ちますよ。

パスワード・ID変更を即対応

もしもログイン画面に似たフィッシングサイトに**IDやパスワードを入力してしまった場合は、即変更**してください。

特にau IDやクレジットカードの情報を入力してしまった場合は、被害が広がる可能性が高いです。

すぐに公式サイトにアクセスし、ログイン後にパスワードを変更しましょう。

可能であれば、2段階認証を設定しておくとさらに安心です。

同じID・パスワードを他のサービスでも使っていたら、そちらもすぐに変えておくべきですよ!

警察庁・フィッシング対策協議会に報告

最後に、**詐欺メールの情報を当局に報告**しておきましょう。

日本では、警察庁と「フィッシング対策協議会」が詐欺サイトの監視・対処を行っています。

以下のリンクから、該当メールを報告することができます:

あなたの一通の報告が、他の人の被害を防ぐことにもつながりますよ。

安心のために知っておきたい!詐欺メールの見分け方チェックリスト

安心のために知っておきたい!詐欺メールの見分け方チェックリストについて解説します。

「これって怪しいかも?」と感じたときにすぐチェックできるように、ポイントを簡単に整理しておきますね!

まず送信元を必ず確認する

一番簡単で一番大事なのが、「送信元のメールアドレスを確認すること」です。

表示名だけで判断するのは危険です。

たとえば「auじぶん銀行」と表示されていても、実際の送信元が「@rvzqm.cn」みたいな関係ないドメインなら、それは100%偽物。

公式ドメインは「@au.com」や「@kddi.com」、「@jibunbank.co.jp」などなので、ここはしっかり覚えておきましょう。

本文に違和感があるか読む

本文をしっかり読んでみると、「ん?」と思うポイントが見つかることがよくあります。

たとえば:

  • 誤字脱字が多い
  • 言い回しが不自然
  • 日本語が変
  • 必要な情報が抜けている

これらは、翻訳された文章や自動生成された文章によくある特徴です。

冷静に読んで、違和感をキャッチできるようにしておくといいですよ!

リンクは絶対にクリックしない

本文に「こちらからポイントを受け取る」などのリンクがあっても、絶対にクリックしてはいけません。

まずはリンク先のドメインをチェックしましょう。

「.cn」「.win」「.xyz」など、見慣れないドメインは要注意です。

どうしても気になるときは、ブラウザのシークレットモードで開くなど、安全対策をとったうえで確認してください。

基本は、「クリックしない」が鉄則です!

本当に当選しているか過去の履歴を確認

「1等当選しました!」なんて言われると、ちょっと嬉しくなっちゃいますよね。

でも、ちょっと待って。そもそも何かに応募した記憶、ありますか?

応募していないのに当選することは、まずありません。

au PAYのキャンペーンは、公式アプリや会員ページから当選履歴を確認できる場合もあるので、まずはそちらをチェックしましょう。

「応募履歴がない=詐欺の可能性が高い」と覚えておいてください!

「公式サイトからの案内」だけを信用

すべてにおいて、「au PAY公式」または「KDDI公式」からの案内だけを信用するようにしてください。

公式の情報は、以下のようなサイトから確認できます:

「気になる内容のメールが来た」→「まず公式サイトを確認する」この流れが鉄板です。

焦って行動するより、まずは立ち止まってチェックしてみてくださいね!

まとめ|au PAY 詐欺メールの特徴と対処法を知って被害を防ごう

詐欺メールの見抜き方チェックリスト
送信元を必ず確認する
本文に違和感があるか読む
リンクは絶対にクリックしない
当選履歴を確認する
公式サイトの案内だけ信用する

au PAYを装った詐欺メールは、年々手口が巧妙になってきています。

「本物っぽい見た目」に騙されそうになることもありますが、ドメインや文面、送信元のIPアドレスを見れば、冷静に見抜くことができます。

もしクリックしてしまったとしても、入力さえしなければ大きな被害は避けられます。

この記事を参考に、日頃から「これは怪しいかも」と立ち止まる習慣をつけて、詐欺のリスクから自分を守っていきましょう。

また、困ったときはすぐに以下の信頼できる機関に相談・通報してくださいね。