「+932」から突然かかってきた電話、怖くなって調べていませんか?
この記事では、+932ナイジェリア詐欺電話の正体から、折り返した場合のリスク、実際の被害事例、そして安心してスマホを使うための対策方法まで、分かりやすく徹底解説しています。
「出ちゃったけど大丈夫?」「これって詐欺?」そんな不安を抱えるあなたのために書きました。
この記事を読めば、もう怪しい電話にも冷静に対処できるようになりますよ。
ぜひ、最後まで読んで安心してスマホライフを送りましょう!
+932ナイジェリア詐欺電話の正体と危険性
+932ナイジェリア詐欺電話の正体と危険性について解説します。
それでは、ひとつずつ解説していきますね。
「+932」はナイジェリアではない国番号
まず、「+932」はナイジェリアの国番号ではないんですよ。
実際にナイジェリアの正式な国番号は「+234」です。
つまり、「+932」からの着信があったとしても、それはナイジェリアからではない可能性が高く、もっと言えば“発信元を偽装している”詐欺の可能性があるんですね。
これ、スプーフィング(番号偽装)と呼ばれる手口で、あたかもナイジェリアや他の国からのように見せかけるのが特徴なんです。
怪しい番号に関しては「国番号=その国」とは限らないので、注意してくださいね。
「+932ってどこの国?」と調べる人は多いですが、実は存在しない番号を使ってるケースもあるので、調べても出てこないときは特に警戒しましょう。
突然の着信は国際ワン切り詐欺の可能性

「一瞬で切れた」「出たら無言だった」そんなパターン、ありませんでしたか?
これは、いわゆる「ワン切り詐欺」なんですよ。
ワン切りとは、1コールだけ鳴らしてすぐに切る手口で、折り返しを狙ってくるんです。
「なんだろう?」「重要な電話かも…」って思わせて、つい折り返してしまうんですよね。
でも、ここでかけ直してしまうと高額な通話料が発生してしまう場合があるんです。
特に、国際電話に慣れていない人ほど「何か大事なことかも」と思って折り返してしまう傾向があります。
なので、知らない国番号からのワン切りには絶対に折り返さないようにしてくださいね!
詐欺の目的は通話料搾取や個人情報
詐欺グループの狙いはズバリ「通話料」と「情報」です。
折り返すと、秒単位で高額な通話料が発生する特殊な番号につながるようになっていて、それが詐欺グループの収入源なんです。
さらに、音声ガイダンスで「英語で案内される」パターンもありますが、内容はまったく意味不明。
これは時間を引き延ばして通話料を稼ぐためなんですよ。
中には「あなたのクレジットカードが不正利用されました」など、不安を煽るメッセージが流れて、クレジット番号や個人情報を入力させようとするケースもあります。
とにかく、折り返さないこと。出てしまった場合も、会話せずすぐ切ることが大事です。
無視すべきか?出てしまったときの対処法
「出ちゃったけど大丈夫かな…」って不安になりますよね。
基本的に、出てすぐ切っただけなら大きな問題はありません。
ただし、「変な音声が流れた」「何かボタンを押してしまった」などがある場合は、すぐにスマホの通信明細を確認したり、キャリアに連絡して相談しましょう。
さらに、こういった不審な電話番号はスマホで「着信拒否設定」をしておくのがオススメです。
iPhoneやAndroidそれぞれ、ブロック機能があるので、番号を登録しておくだけでも今後の被害を防げますよ!
「折り返さない」「会話しない」「ブロックする」この3つだけ覚えておけば安心です!
折り返すとどうなる?被害例から学ぶリスク
折り返すとどうなる?被害例から学ぶリスクについてお話しします。
では、それぞれのリスクについて詳しく見ていきましょう!
折り返すと高額通話料が発生する
+932のような怪しい国際番号に折り返してしまうと、まず一番のリスクは「高額な通話料金」です。
こうした電話の多くは、プレミアムチャージが設定されていて、1分ごとに数千円の通話料が発生するようになっています。
「たった数十秒だけ通話したのに、数千円〜数万円請求された…」という被害も実際に報告されています。
しかもこの料金、携帯キャリアを通じて正規の請求として来るので、「詐欺だから払わなくていい」では済まないことも。
だからこそ、「知らない番号には絶対に折り返さない」が鉄則なんですよ。
とくに海外からの着信は、キャリアによっては自動で国際料金がかかるため、国内の感覚で通話してしまうと、請求にびっくりします。
怪しい音声ガイダンスや自動応答に注意
折り返した先で流れてくる音声ガイダンス、これがまたタチが悪いんです。
「あなたのカードに不正使用の可能性があります」など、英語や機械音声で不安を煽るような内容が流れます。
聞いてしまった人は「あれ?ほんとに何かあったのかな?」って思ってしまいがちですが、そこが罠。
とにかく“通話を長引かせる”のが目的なんですね。
中には「番号を押してください」などと誘導し、さらなる情報取得や通話料の増額を狙ってきます。
ガイダンスが流れても、ボタンを押さない・返事をしないが鉄則です。
この手口、意外と焦って対応しちゃう人が多いので気をつけてくださいね。
架空請求やスパムメールにつながる可能性
電話に出たり折り返したことで、あなたの番号が「アクティブな電話番号」としてリスト化されることがあります。
すると、後日「SMSによる架空請求」や「スパムメール」が届く可能性が高まります。
これは、詐欺業者同士で“生きている電話番号リスト”を共有しているからなんです。
一度でも応答してしまうと、「この人は電話に出る」と判断されてしまうわけですね。
その結果、迷惑メッセージが一気に増えたり、フィッシング詐欺に繋がる可能性も高くなります。
電話一本のつもりが、その後の詐欺被害の入り口になる…それがこの手の国際電話の怖いところです。
体験談:SNSに寄せられたリアルな声
実際に+932などの電話を受けた人の体験談もSNSでは多く見られます。
「寝ている間に着信履歴があって気持ち悪かった」や「着信履歴から折り返してしまい、高額請求が来た」など、リアルな声がたくさんあります。
中には、通話後すぐに怪しいSMSが届き始めたという人も。
また、「着信音が鳴った瞬間に“詐欺かも”と感じて無視した」という経験談もあり、警戒心が大事だというのがよくわかります。
こうした声をSNSや掲示板でチェックしておくのも、自分の身を守る一つの手段ですよ!
一度被害にあうと「こんなことで…」と後悔する人が多いので、怪しい番号には即・着信拒否、折り返しNGで対応してくださいね。
+932のような詐欺電話への3つの対策方法

+932のような詐欺電話への3つの対策方法をご紹介します。
それでは、今すぐできる対策方法をひとつずつ見ていきましょう!
①スマホの着信拒否設定を活用する
まず最もシンプルで効果的なのが「着信拒否設定」です。
知らない国番号からの着信があった場合、その番号を個別にブロックすることができます。
iPhoneでは、通話履歴から「iマーク」→「この発信者を着信拒否」をタップするだけ。
Androidの場合も、履歴から長押しして「着信拒否に追加」または「ブロック」などのメニューが出ます。
一度ブロックしておけば、同じ番号からの着信は自動的にシャットアウトされますよ。
とくに+932や+222など、知らない海外番号からの着信は、即ブロック対象にするのが安心です。
これを習慣にしておくと、トラブルの芽を早めに摘むことができます!
②通話アプリやセキュリティアプリを導入
より強力に詐欺電話から守るためには、専用のアプリを導入するのがオススメです。
たとえば「Whoscall」や「Truecaller」などのアプリは、着信時に番号の情報を自動で調べて、「迷惑電話」「詐欺の可能性あり」といった警告を表示してくれます。
また、これらのアプリは他のユーザーの通報履歴などから番号をデータベース化しているため、新手の詐欺番号にも早期対応できます。
国内キャリアが提供している「迷惑電話ストップサービス」や「フィルタリングアプリ」もあるので、あわせて活用しましょう。
無料版でも十分使える機能がありますので、まずは試してみてくださいね。
スマホが“自動で詐欺番号を判別してくれる”というのは、ほんとに心強い味方です。
③国際電話の通知を無効にする設定方法
「そもそも国際電話を受け取らないようにしたい…」という場合は、通知や受信自体を制限する設定もあります。
キャリアによっては、オプションで「国際電話の受信制限」や「発信制限」をつけることができるんです。
たとえば、ドコモやau、ソフトバンクでは、マイページやアプリから制限設定が可能です。
さらに「国番号が+2や+9で始まる番号からの着信を拒否する」ようなアプリを使うのも効果的です。
一部のスマホでは、「通話のブロック条件設定」で“日本以外の番号をブロック”というカスタマイズも可能になっています。
海外からの通話が必要ない人は、こうした設定をしておくだけで安心感がかなり違いますよ。
知らない国からの着信=危険の可能性があるという意識を常に持っておきたいですね。
知らないと危険!詐欺電話を受けた後にやるべきこと
知らないと危険!詐欺電話を受けた後にやるべきことをまとめました。
では、万が一受けてしまった場合にとるべき行動を詳しく説明しますね。
絶対に折り返さないこと

まず大前提として、+932などの国際番号からの着信に「折り返さない」ことが最重要です。
たとえ無言だったとしても、折り返してしまうことで相手に通話料が発生し、その利益が詐欺グループに流れる構造になっています。
また、折り返すと「この番号は生きている」と判断され、さらなる詐欺のターゲットになってしまう恐れも。
「間違い電話かも」「仕事関係かも」と思っても、海外からの不審な番号には絶対にかけ直さないでくださいね。
不安なら、その番号をネットで検索してみましょう。迷惑電話として登録されていることが多いですよ。
キャリアに連絡して通話明細を確認
もし電話に出てしまったり、折り返してしまった場合は、すぐに携帯キャリアに連絡して通話履歴や料金を確認しましょう。
ドコモ・au・ソフトバンクなど、各社のカスタマーサポートに問い合わせれば、いつ・どこに・いくら通話料がかかったかが明細で確認できます。
もし明らかにおかしい通話料が加算されていた場合、その場で対応や対策方法を案内してもらえるので安心です。
また、後続の被害を防ぐために、国際通話のブロック設定を依頼しておくのもおすすめです。
「請求が来る前に確認する」という行動が、被害の拡大を防ぎますよ。
迷惑電話の報告・通報のやり方
不審な電話番号を放置せず、しっかりと「報告」することも重要です。
たとえば、以下のようなサイトやサービスで番号を共有・通報することができます:
サービス名 |
通報内容 |
特徴 |
迷惑電話番号検索(電話帳ナビ) |
詐欺・営業・しつこい着信など |
利用者のコメントが多数 |
警察庁サイバー犯罪対策 |
詐欺や違法性のある通話 |
専門部署で対応される |
各キャリアの迷惑電話通報窓口 |
スパム・詐欺・架空請求など |
直接対応で着信制限なども |
自分だけじゃなく、他の人の被害を減らすためにも、報告はとても大切な行動です。
警察相談窓口「#9110」など公的機関を頼る
「これは明らかに詐欺だ」と感じたら、ためらわずに警察の相談窓口へ連絡しましょう。
警察には「#9110」という全国共通の相談専用ダイヤルがあります。
緊急性が高くない案件でも、こうした専門窓口で話を聞いてもらえます。
また、都道府県ごとのサイバー犯罪対策課などでも対応しているので、地域の警察署のWebサイトなどから問い合わせてみてください。
「被害にあってないから通報しても意味ない」と思うかもしれませんが、被害未然防止の観点からもとても意味があります。
困ったときは一人で抱えず、公的機関に頼ることが、もっとも安心できる手段のひとつですよ。
なぜナイジェリアやアフリカ系の番号が多いのか?
なぜナイジェリアやアフリカ系の番号が多いのか?その理由を探っていきます。
少しディープな話になりますが、興味深い内容なのでぜひ読んでみてくださいね。
詐欺集団の拠点がアフリカに多い理由
ナイジェリアやその周辺国が詐欺の温床とされる理由は、過去から続く「ナイジェリア詐欺(419詐欺)」の歴史にあります。
これは、偽のビジネス提案や遺産相続話でお金を騙し取る詐欺で、実際にナイジェリア国内の一部では、こうした詐欺で生活しているグループも存在します。
加えて、アフリカ地域は法整備が追いついていないことも多く、詐欺の取り締まりが難しいという実情があります。
また、貧困や失業率の高さから、一部の若者が「ネット詐欺=収入源」として手を染めるケースも。
インターネットとスマホさえあれば、誰でも詐欺に加担できる時代になってしまっているんですね。
もちろん全員が詐欺に関わっているわけではありませんが、一部の組織がそうした温床を作ってしまっているのは事実です。
発信元の偽装技術(スプーフィング)の存在
最近の詐欺電話で多いのが、「スプーフィング」と呼ばれる発信者番号の偽装です。
これは、相手に見せる番号を自由に変更できる技術で、実際には日本国内からかけていても「+932」「+222」などの海外番号を装うことができてしまうんです。
だから、表示される番号がナイジェリアであっても、発信者が実際にナイジェリアにいるとは限らないのが厄介なところ。
この技術は本来、正当な目的でも使われることがあるのですが、詐欺グループが悪用すると一気に悪質化します。
また、VPNや海外サーバーを経由して電話をかけることで、追跡や通報が難しくなる仕組みになっているんですね。
つまり、「ナイジェリアからの電話」=「ナイジェリアにいる詐欺犯」とは限らず、もっと巧妙に偽装されているケースが増えています。
日本人を狙った国際詐欺のトレンド
なぜ日本人が狙われるのか? それは「日本は詐欺に対してまだ甘い」と思われているからです。
言葉の壁、文化の違い、国際通話への慣れのなさなど、日本の通信事情は詐欺グループにとって“狙いやすい”条件がそろっているんです。
また、日本人は真面目で律儀な性格の人が多く、「折り返さないと失礼かも」「支払いを放置すると怖い」と思ってしまいがち。
そこに付け込むような手口が、どんどん洗練されているんですよ。
近年では、フィッシングSMSやLINE乗っ取りなど、通話以外の詐欺も組み合わせてくるケースも増えています。
日本は安全な国ではありますが、それが逆に“油断”を生みやすい環境にもなっているんですね。
だからこそ、ちょっとした違和感にも敏感になることが、詐欺を防ぐ最大の武器なんです。
今後も安心してスマホを使うためにできること

今後も安心してスマホを使うためにできることをまとめました。
被害を未然に防ぐために、日頃から意識したいことをお伝えしますね。
迷惑電話フィルターを定期的に見直す
スマホやキャリアに標準で付いている「迷惑電話フィルター」、ちゃんと設定していますか?
実は初期設定ではOFFになっていることもあるので、定期的に確認しておくのが大事なんです。
ドコモやau、ソフトバンクでは、「迷惑電話ストップサービス」「あんしんフィルター」など、無料または安価で利用できる機能が提供されています。
この機能をONにしておくことで、過去に詐欺に使われた番号からの着信を自動的にブロックしたり、警告を出してくれます。
また、端末自体にも迷惑電話ブロック機能があるので、定期的に最新状態にアップデートしておきましょう。
安心してスマホを使うためには、まず“入口を防ぐ”のが基本です。
SIMの乗っ取り対策も忘れずに
最近では、SIMカードの乗っ取りによる「なりすまし詐欺」も増えているので、こちらも対策しておきましょう。
SIM乗っ取りとは、詐欺師があなたの電話番号を別のSIMに複製してしまい、その番号でログインや認証コードを盗み取る手口です。
これにより、SNSや銀行口座、クレジットカードにまで不正アクセスされてしまうことも…。
この対策としては、以下のポイントを押さえておくのが効果的です:
- 2段階認証の導入(SMS認証以外にアプリ認証も)
- キャリアにPINコードを設定し、SIM変更時に本人確認を強化
- 不審なSMSやURLを絶対に開かない
SIMの安全性を守ることで、スマホ全体のセキュリティが一気に高まりますよ。
スマホのセキュリティ意識を高めよう
結局のところ、詐欺を防ぐ最大の武器は「意識の高さ」なんですよね。
どんなにテクノロジーが進化しても、最後に判断するのは“人”です。
たとえば、知らない番号には出ない・折り返さない、見覚えのないSMSは即削除、アプリのアクセス権限をチェックするなど、小さな行動の積み重ねが自分を守ってくれます。
「詐欺なんて自分は引っかからない」と思っている人ほど、意外と騙されやすかったりします。
スマホは日々の生活に欠かせない道具だからこそ、セキュリティ面にも“習慣的な意識”を持つことが大切ですね。
ちょっとした「気をつけよう」が、未来のトラブルを防ぐ第一歩になりますよ!
まとめ|+932ナイジェリア詐欺電話の正体と対策を知って安心を
「+932」からの着信はナイジェリアではなく、詐欺グループによるスプーフィングの可能性が高い番号です。
折り返してしまうと、高額な通話料や情報流出といった深刻な被害に繋がることも。
この記事で紹介した「出ない・折り返さない・ブロックする」の3つの対策を日頃から意識しておくことで、危険から身を守ることができます。
また、不審な電話が来た場合には、迷わずキャリアや警察の相談窓口を頼ってください。
安心してスマホを使い続けるためにも、今一度セキュリティ意識を高めていきましょう。
より詳しい詐欺対策情報は、以下の公的機関サイトも参考になります: